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Copyright(C)紫邦2003-2004 AllRightRreserved
仕事って何?


皆さんは仕事が好きですか?

仕事が好きで好きでたまらない。寝る時間を惜しんで、なおかつ起きている時間は全て仕事に費やしたい。

そんな人いますか?

学生さんは深く考えないでください。フルタイムで働いている人は深く深く考えてください。

貴方は仕事が好きですか?

子供の頃、夢と希望を持って「将来はこんな仕事がしたい」って思って今の仕事をしていますか?

紫邦ははっきり言って今の仕事が嫌いです。逃げられるものなら今すぐにでも逃げ出したい。そんな気分です。

大体、仕事というのは私個人の貴重な時間を犠牲にしてその代価として賃金を受け取っているというシステムです。

時給1000円だとか日給9800だとか計算するでしょう?それは自分の時間をいくらで買ってくれるのかということですよ。

だから皆安い賃金じゃ働かない。そんな安い値段じゃ売れないよ、と思っているのです。

当然私もそう思っています。

「君の時給は500円ね」なんていわれたら「え?!私の短い人生の中の1時間を犠牲にしているのに価格は500円?」冗談じゃないと貰った金を雇い主に投げつけて出て行きますよ。

今の私の給与はとても安くて毎日の生活がやっとの状態です。日々、質素に生活をしていくうちに、ドンドン地味になり潤いもなくなっていきました。

平日は6:00に起きて7:00に家を出ます。8:30から仕事を始めてお昼はたった一人で食べます。終業は決まっておらずほぼ毎日残業。それもタイムカードを押してからのサービス残業です。家に着くとグッタリしてご飯を食べてお風呂に入って寝る。休日は毎日の疲れが残っているので1日中寝ている。

ずーーーーーーーーと同じ日。同じ1週間。

仕事をしても私のいる部署(とは言わないか。1人しかいないから)は非生産部門なのでいくら仕事を頑張っても給料は据え置き。むしろ残業すればするほど査定は下がっていき、ボーナスもカット。それどころか会社自体の売上が悪いと賃金もカット。

私、そんなに安い人間ですか?

全社員のケツを拭いてあげて「それが仕事だろう」の一言で我慢させられてストレスを言う相手もいなくてずっと独り。昼休みも取れないことが多く、「総務は皆と同じように休んでいてはダメなんだ」と説き伏せられ、ろくに昼ごはんも食べることが出来ない。顔は笑っているけど陰で泣いていることに誰も気が付かない。

私のいる総務は非生産部門です。生産部門である駐在している社員は働けば働くほどお金を稼いでくるけど総務は違います。働いても利益は全く生みません。むしろ人件費という経費がかさむだけで何もいいことはないのです。だから日ごろから生産部門の皆様に感謝をしながら仕事をしなければならないそうです。

「私のお給料も稼いでくれてありがとう」というわけです。

でもちょっとストップ。

その生産部門の皆様が気持ちよく仕事が出来るのは誰のお陰?裏方がいるからこそ表舞台が華やかになるんじゃないでしょうか。こまごまとした誰もやりたがらない雑用を一手に引き受けてくれるからこそ気持ちよく仕事が出来るんでしょう?

こうなると「ニワトリが先か卵が先か」の論法になってしまい、決着が付きません。

「それが仕事だろ」のお決まりな的外れなセリフで片付けられ、話にすらならない可能性があるので上層部には話してはいませんが。

でもこのまま総務という仕事を何年もやっていても私という価値が上がらないと分かっているなら長いことこの仕事には就いている気はしません。

何度でも言うけど私はそんなに安い人間じゃないんです。