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徒然考える


徒然考える。
そんな意味でつけた名前ですが、ただ単にサイト名から取っているという声も聞こえます。
『徒然庵』というサイト名は実際多くて紫邦だけが考えた名前ではなかったと。
そういう意味では結構ショックでした。
他人と自分は違うんだ、という子供じみた浅い考えはとうになくなったけど、それでも心のどこかでは「他人」と「自分」を区別したいと思っているのも事実なのかもしれません。
自分を知ってもらいたいからサイトを運営している。
自分の考えを知ってもらいたいからサイトを運営している。
自分の思いを発表したいからサイトを運営している。
理由は多々あるかと思います。
紫邦の理由は最後かな。
ただ自分の思いを言いたい。
でも現実の自分の周りにいう機会は少ない。
マスメディアを利用するほど価値はない。
HPを作って発表するというのが一番手っ取り早いし手軽だ。
そんな理由がほとんどです。
誰かに書いてほしいとか頼まれたこともないし。
自分がしたいようにする。
これが一番簡単に実現できるのがサイト運営だと思います。


元々紫邦は文章を書くのが好きです。
書いたら読んでほしくなる。サガとてもいうのでしょうか。
恥ずかしい。けど読んでほしい。
相反する気持ちをもって友達に読んでもらっていました。
高校生の頃です。
ワープロもほとんど普及しておらずノートに手書きです。さぞかし読みにくかったと思います。(内容はともかく)
でも友達は「面白い」と言ってくれました。「続きが気になる」とも。
そのときは凄く嬉しかった。自分が書きたいものを書いて、それを読んでくれて、なおかつそれを面白いといってくれた。
嬉しい以上の感動を覚えたのを今でもはっきり記憶しています。
毎日ノートに書きました。長いときは一晩で10ページになるときもありました。
最初は紫邦から「これ読んでみてくれない?」と訊いていたのに、いつのまにか友達のほうから「今日も書いてきた?」と訊かれる様になりました。
なかなか書けないときもありました。まったくペンが走らず想像も思考も停まったときもありました。それでも半ページ書いて読んでもらうときもありました。


紫邦は社会人になり、ワープロどころかパソコンが普及し誰でもサイトを簡単に運営できるように時代も変わりました。
もう一度書こうと思いました。
日ごろから想像しているものを形にしたいと思いました。
日記を(ほぼ)毎日書いているのも練習のためです。
いつか上手になりたい。人を感動させるとはいかないまでも読んでもらって楽しかったと思ってもらえる文章を書きたいと思いました。
今はまだ読者と呼べる方たちはほとんどいませんが大事な、とても大事な紫邦の宝です。
その方たちにガックリさせないような文章を書いていきたいと願っています。